新型コロナウイルスのさらなる感染拡大に備え、総理大臣が「緊急事態宣言」を行い、都道府県知事が外出の自粛や学校の休校などの要請や指示を行うことを可能にする特別措置法が施行された。
新型コロナウイルスを巡っては、使い捨てマスクだけでなく、日用品の供給に関するデマが続出。トイレットペーパーが品薄になった。客が店舗に殺到すれば、在庫がいくらあっても輸送が追いつかないのは当然。○○が効くというデマもあり、多くの人が踊らされた。
東日本大震災から9年がたったが、かねてから言われているのが災害に備えた最低3日間の家庭内備蓄。新型インフルエンザ対策でも最低2週間程度の食品や日用品、医薬品などの備蓄が勧められている。
非常事態宣言について、安倍晋三首相は「現時点で宣言する状況ではない」としており、フェイスブックやツイッターなどソーシャルメディア各社もデマの拡散防止に乗り出しているとのことだが、仮に宣言が出された場合、デマが流れる可能性は否定できない。デマに踊らされないためにも自宅の備蓄品を確認し、足りないものは徐々に補うなど、対策を進めた方がよさそうだ。
(J)