このほど改定された「エコドライブ10のすすめ」。財布と地球にやさしいとして、15年以上前から啓発に努めている。
燃費の向上では、緩やかにアクセルを踏んで発進することで10%。停止するときに早めにアクセルから足を離すと2%改善するという。
一方、燃費の悪化では車間距離が短く無駄な加速や減速をすると市街地で2%、郊外で6%。タイヤの空気圧が不足すると市街地で2%、郊外で4%。荷物の積み下ろしなど駐停車の際に10分間アイドリングをすると、エアコンを切っていても130CCの燃料を消費するという。
エアコンの適切な使用もポイント。エアコンは車内を冷却・除湿する機能。車内の温度設定が外気と同じ25度でもエアコンが入っていると燃費が12%悪化。暖房のみ必要なときはエアコンのスイッチを切ることが節約につながる。
また、100キロの荷物を載せて走ると燃費が3%悪化。不要な物は降ろしておく。燃費は空気抵抗にも敏感で、スキーキャリアなど外装品は使わないときは外しておきたい。
一つ一つはわずかであっても、積もり積もれば大きくなる。できることから始めてみてはどうだろうか。
(J)