衆議院議員選挙に合わせて行われる最高裁判所裁判官の国民審査の期日前投票も1日から始まった。今回は特例で衆院選と期日前投票のスタートがずれたため、選管も苦心したようだ。
「最高裁判所裁判官国民審査法」という法律で、「各裁判官につき、その任命後初めて行われる衆議院議員総選挙の期日に、これを行う」「最初の審査の期日から十年を経過した後初めて行われる衆議院議員総選挙の期日に、更に審査を行い、その後も、また同様とする」と定める。任命される人はたいてい60歳以上で、2度目の審査を受けた人はこの60年間いない。
投票は「やめさせたい人に×をつける」仕組みだが、制度がつくられてから国民審査で罷免された裁判官は一人もいない。誰がどのような事件でどんな判断をしたかに関心をもっている人は少ないだろう。
今回、審査を受けるのは2人。ネット社会のありがたさで、いろいろなまとめ情報が出ている。ぜひ一度調べてみてはどうか。裁判官の世界に関心を持つきっかけになるかもしれない。
(M)
