マイナンバーカード(マイナカード)を偽造したとして、警視庁がこのほど男2人を有印公文書偽造・同行使などの疑いで逮捕したと発表した。偽造マイナカードなどを身分証として他人名義のクレジットカードを作成していたとみられている。
保険証や免許証などとしても使われているマイナカード。デジタル庁は「見る角度によって色が2色に変化して見えるインキを使用、顔写真の表示に特殊な加工、文字をレーザーによって印字するなど偽造を困難にしています」「券面は顔写真付のため、仮に紛失しても、第三者が容易になりすますことはできません」と安全性をアピールしている。
事件では本物のICチップ内蔵のカードの表面を削って、別人の個人情報をフィルムに印刷して貼り付け本物に見せていたとみられる。「2色に変化するインキ」によるチェックをすり抜けようとしたのだろう。
根本であるICチップ内のデータの悪用ではないのが幸い。マイナカードは社会基盤といっていい仕組み。これ以上の悪用がされないことが重要だ。
(M)
