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不連続線「中曽根元総理死去に思う」


 中曽根康弘元総理が、11月29日101歳で死去した。

 

 第一報後に、他紙の記者複数から電話があった。芦浜原発の初期、1966年9月19日、故中曽根氏が深く関わった、当町名倉港で起きた「原発長島事件」の関係者についてだ。事件の経過は、拙著『芦浜原発はいま』に詳細に書いてある。

 

 その日の正午過ぎ、紀伊長島駅着の急行「紀州」から衆議院科学技術振興対策特別委員会の芦浜現地調査団一行7人が降り立った。駅前の旅館・森島荘に入り、昼食をとった。リーダーは特別委の理事中曽根議員。日本の原子力推進の柱。石倉友次郎長島町漁協組合長ら7漁協9人の代表から、「原発反対」の陳情を受けている。

 

 一行は、長島港名倉岸壁に向かった。東智長島町長が先導役。一行の中に、宮崎仁副知事がいたのを見つけた反対派が怒り、大荒れとなった。一行を乗せた巡視船「もがみ」は、芦浜に向けて出港したが、湾内の古和船20隻、長島船50隻に取り巻かれ、漁民に乗り込まれて現地調査を断念。

 

 1週間後、南島古和浦の漁民90人が逮捕され、うち25人が起訴、有罪判決を受けた。多くの方と面識があるが、亡くなった方も多い。

(北)

      不連続線

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