• 17時更新
    尾鷲、熊野、南・北牟婁郡
  • 17時更新
    新宮、東牟婁郡
  • 第12回南紀海彩まつり 写真特集
  • 尾鷲神社「こどもの日縁日」 写真特集
  • 熊野古道センター こどもの日 写真特集

不連続線 5月15日付

 スコットランドのアンディ・ゴールズワージーと言えば、自然のものを素材にする有名なアーティスト。
 1987年、テレビ局の紹介で制作地を探して紀伊長島にやって来た。城ノ浜の隣の多田ケ瀬に連れて行った。浜に腰を下ろした彼は、周囲の山を見回し、日本の自然は変化がない、と不満げだった。スギやヒノキに覆われた山々は、緑一色。スコットランドのように色彩の変化に乏しいという。
 当地方は古くから林業経営が発達し、山林の多くは人工林だ。「豊かな緑」とは言えても、「豊かな自然」ではない。
 キャンプ場があちこちにあり、多くは一般向きに居心地よく整備されている。ベテランキャンパーだと自然そのものを求めていることを知った。
 この大連休に赤羽の谷の奥にあるクリオキャンプ村を訪ねた。4000坪ほどの敷地にあり、遠方から6家族が設営。まき割りも自弁。感想を聞くと、「自然そのもので素晴らしい。谷で水遊びできる」「たき火ができるのがいい」「夜、谷川の水面に車のライトを照らしてくれて幻想的だった」と絶賛する。子どもたちが山に登っていったらしく探しに行く。
 「本物の豊かな自然」が求められていた。
(北)

      不連続線

      最新記事

      太平洋新聞 電子版 お申込み
      ご購読申し込み月は無料

      ニュースカレンダー

      お知らせ

      ※イベント中止および延期となる場合がございますので、詳細は主催者へ直接ご確認頂きますようお願い申し上げます。