3日午前8時58分ごろ、台湾の沿岸でマグニチュード7・7の地震が発生。現地では大きな被害が出ている。宮古島・八重山地方や沖縄本島地方に一時、津波警報が発表された。国内では被害はなかったようだが、台湾では死者・行方不明者があり、家屋の被害も多数と報じられている。また、余震も頻発している。
台湾や沖縄は観光地という印象も強い。観光客は突然の警報に驚いたことだろう。逃げる時間が十分にあったのは幸いだが「高台へ行く車で渋滞」という課題もあったよう。
関東から西の太平洋側の地域は、南海トラフ地震がいつ発生してもおかしくない。観光客の避難対策は、今後全国的な課題になるだろう。住民と違い地理に不案内で、外国語対応も必要だ。
まちなかに分かりやすく案内を出すこと。これは住民の避難にも役立つ。ネットにも情報を分かりやすく掲載し、おおよその避難場所を来訪前に把握しておいてもらうことも必要だ。次も被害を出さないために取り組んでいかなければならない。
(M)