税の作品に関する表彰式が先日、尾鷲市立宮之上小学校で行われた。紀州地区納税貯蓄組合連合会主催の「税の習字」と一般社団法人尾鷲法人会女性部会主催の「税に関する絵はがき」があり、東紀州地域の小学校からいずれも144作品の出展があった。
記事を書くのにあたり、11月中旬の税を考える週間の時にスーパーマーケットに展示されていた絵はがきの写真を見直した。子どもに身近なものとして学校や公園を描いた作品がやはり多い。教材になっているアニメ作品に出てくるからか、道路、警察、病院、パトカーなども多く取り上げられている。地球を描いた子どももいて、発想の豊かさに驚いたことを思い出した。
税金の徴収や使い道を決める大人、つまり国会議員の収支報告のずさんさに関するニュースが毎年のように出ている。今年は裏金疑惑になっている。しっかり申告しきちんと納税することが社会のルール。「税金を払おう」と書いていた児童がいる。政治家だからこそ、子どもたちに胸が張れるようにしないといけない。
(M)