11月に各中学校で文化祭が行われた。行事が多い時期で、写真を撮るのは例年駆け足だが、今年は新型コロナウイルス感染症の〝制限解除〟で行事が増え、昨年以上にあわただしい中での取材となった。
尾鷲中は以前は、作文発表、学年ごとの出し物と合唱コンクールだったと記憶しているが、今年は学年ごとの出し物が無くなった。実は、一昨年、昨年とあった映像作品を楽しみにしており、少し残念だった。
自分のいた中学校は、文化祭はクラス劇で、別日程で合唱祭があった。劇には劇の良さがあり、輪内中3年の平和劇など、見ていて目頭が熱くなるし、以前に三船中で見た劇は、その時の生徒ならではの演出が非常に面白かった。
映像作品づくりでは、脚本・脚色、演出、ビデオを撮る技術、構成力などが必要。「何を、どう伝えるか」という将来の仕事に生かせる技能の育成につながる。尾鷲中だとアドバイスをしてもらえる地域人材もいる。文化祭の取り組みの一つとして「あっていい」内容だと考える。
(M)