先週1週間の新型コロナウイルス感染症の県内の新規感染者数は、感染症法上の位置付けが5類に引き下げられた直後の5月半ばの水準まで減少した。直近のピークは8月末。これまでのパターンだと、これから12月にかけて増加してくるが、今年はどうか。年末年始に次のピークがこなければよいが。
住民の中では警戒レベルが下がっているが、ネットなどの情報では医療関係者は引き続きピリピリしている。感染が分かって1週間仕事ができないという事態になると、医療体制確保にも影響がでかねないので仕方ない。面会制限がある病院もある。
「新型コロナ」と言い続けているが、まもなく感染が確認されて4年。「19年型コロナ」など、早く別の名称にならないかと思う。
ところで、インフルエンザは16日~22日の定点あたり患者数が10.03人となり、「注意報レベル」の10人を超えた。津、松阪、鈴鹿で患者が急増している。数年間流行がなく、今年は感染拡大が速いと言われる。今後、一層注意する必要がある。
(M)