21日から秋の全国交通安全運動が始まる。運動の重点の一つが「夕暮れ時と夜間の交通事故防止」。
尾鷲署で三重県内の昨年の人身事故のデータを調べてもらった。9月は208件のうち、16時から18時までが32件、18時から20時までが30件。10月も257件のうち32件と30件。11月は247件のうち49件、19件となっている。
交通量の違いも考慮すると割合が大きくなっているという。特に11月の16時から18時は、突出して多く感じる。なお、尾鷲署管内では9月と11月が人身事故2件のうち1件、10月は2件とも16時から20時の間の事故という。夕暮れ時から夜のはじめの運転は、特に注意が必要だ。
車を運転していると、仕事が終わって帰宅後、少し休憩してからか、散歩をしている人を多く見かける。反射材を着けている人もいるが、黒っぽい服装で、近づいて初めて気づくこともある。「もらい事故」を防ぐためにも、明るい服装をする、ライトを持つ、反射材を着けるなど、自己防衛策をとることが大切だ。
(M)