先日、京都の高校生、大学生ら数人が尾鷲を訪れた。さまざまな地域や企業の課題解決について考える取り組みをしているNPO法人グローカルセンターが、かかわりのある学生を募って連れてきた。
情報発信について、地元の高校生から「内向き」という発言があった。市民向けの情報発信も大切、と話した上で、地域外への情報発信を10代、20代の若者が行うのはどうか、と提案していた。マスコミ、特にテレビで取り上げられる影響は大きいが、それと同様、SNSの影響も大きい。
内向き、という話を聞いて、おわせ港まつりのポスターが「不十分」とある市民が言っていたのを思い出した。図柄で花火があることは分かるが、時間と場所が明記されていない。朝から長時間、いろいろなイベントをやっている関係で明確な記載は難しいかもしれないが、確かに「何をやっているか分かる市民向き」の書き方と言える。
また、尾鷲はまだまだ観光誘客の素地がある場所。誘客増を目指した一層の情報発信に期待したい。
(M)