コロナ禍に入ってから4度目のゴールデンウイークを迎える。1年目と2年目は緊急事態宣言やまん延防止等重点措置で観光どころではなく、行動制限は特にない昨年も客足が戻りきらなかった印象だが、今年はどうなるか。
ニュースを見ると、有名な観光地は既に混雑の様相を見せており、この地域とは隔世の感がある。本紙地域でもお楽しみ企画や誘客イベントなどは復活しているが、コロナ前と比べると誘客に全力を尽くせる状況ではない。感染症法の分類が変わる予定で、世間の風潮も変化しつつあるが、個人としてもコロナに対する意識がまだ切り替えきれていないのが正直なところ。
コロナに関わらず、今後の地域活性化を考える上で、観光産業の発展は重要な課題のひとつ。積極的な誘客、魅力的なコンテンツの開発など、地域の生き残りをかけて取り組まなければならないことは多い。このゴールデンウイークは、ウイズコロナの中で観光産業のニーズがどう変化し、何が伸びていくのかを見定めるいい機会でもある。
(R)