小中学校、高校で入学式が終わり、新学期がスタート。まだマスク姿の子どもが多いものの、新型コロナウイルス感染症への対応が緩和。コロナ前のような学校生活を送ることができることを期待している。
最近、不登校の児童生徒が増えているという。県教育委員会がまとめた令和3年度分の「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」によると、不登校の児童が704人いたという。主な要因では「無気力、不安」が目立つ。コロナの影響があるかは不明だが、特に小学校では「学校に行くのが楽しい」ことが重要だ。
学習面でも「学ぶのが楽しい」と感じることが大切。大人になってからの学びにもつながる。タブレットの導入などで、指導法が大きく変化している。教員には大変だろうが、プロとして保護者が最も期待する部分。分かりやすく理解促進につながる授業をお願いしたい。
教育委員会には「後方支援」が求められる。教員が多忙化していると言われる。学校から頼られる組織であることを期待する。
(M)