独立行政法人国民生活センターが「その通販サイト本物ですか」と注意喚起している。「通常の販売価格より大幅に値引きされている通販サイトにクレジットカード決済で注文したが、商品が届かない」「クレジットカードを不正利用された」「SNS上の広告からアクセスした通販サイトに代金引換サービスで注文したが、偽サイトだった」などの事例が寄せられているという。消費者へのアドバイスとして「通販サイトで商品を注文する前に、偽サイトの特徴を知って、少しでも怪しいと感じたら取引しない」よう呼び掛けている。
進学、就職で実家を離れる人が増えるシーズン。特に高校を卒業して就職したり、進学する場合、自分の銀行口座、クレジットカードをつくり、自由に買い物ができるようになる。「少しでも安く」と考えた結果が、だまされたということになると大変困る。
同センターは〝あやしい〟サイトについて「販売価格が大幅に値引きされている」「通販サイトに販売業者の情報が適切に記載されていない」「日本語、文章がおかしい」「リンクが適切に機能しない」などを挙げている。知っておくことが被害防止に役立つ。
(M)