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不連続線「尾鷲節コンクール」

 全国尾鷲節コンクールが13日、行われた。東海3県を中心に遠くは広島県からの参加もあった。雨が降ったこともあってか、来場者は主催者発表で約1600人。「にぎわった」とまではいかなかった。

 35回目の節目の大会。新型コロナウイルス感染症の影響で2年中止になっており、今年こそはと意気込んだが、コロナの影響が払しょくできなかった。十分な練習ができないという状況が尾を引いた。

 ただ「尾鷲節」というものがある強みは感じられた。優勝した中村さんが「民謡をやっている人ならだれでも知っている」と話していたが、全国各地の人が「尾鷲よいとこ朝日を受けて」と歌ってくれるのは大きい。

 ところで、熊野古道センターで行われた佐藤春夫文学に対する対談で、春夫の認知度向上策として「メディアミックス」という提案があった。尾鷲の知名度向上にも同じ観点が生かせるのではないか。各地で物産展をやる時に、尾鷲節を流しつつ観光PRを行ったり、尾鷲節にちなんだ写真コンテストを開いたり、尾鷲節を基本としながらも「歌・踊り」にとらわれない取り組みができると思う。40回大会に向けプランを温めてほしい。

(M)

      不連続線

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