尾鷲市の加藤千速市長は17日から、市内各地で市民懇談会を開く。第7次総合計画の将来像の実現を目指すために何をすべきか、どうすればいいかが主なテーマだが、具体的にはおわせSEAモデル事業、広域ごみ処理施設、買い物支援、防災対策などの話題が多くなると予想する。
11月24日まで実施し、次の日程が12月16日になっているのは、議会の12月定例会を見越してのことと推察する。前半の会場で出た課題については、一般質問で取り上げられることになるだろうし、議会で解消されなかった疑問点は、後半の市民懇談会で市民から質問が出ることが考えられる。
ところで、議会による報告会が実施されない状況が続いている。9月議会を前に「新型コロナウイルス感染症の感染状況を見て保留」になっていた秋の報告会は、結局見送られることになりそう。そうこうしている内に、新型コロナの感染者がまた増えつつある。
行政常任委員会での視察や意見交換も行われるようになっている。定例会前にせめて全議員が参加する報告会が1回だけでもできないか。行事が続く中だが、ぜひ検討してもらいたい。
(M)