尾鷲市では3年ぶりに、秋の大型イベントである「全国尾鷲節コンクール」と「おわせ海・山ツーデーウオーク」が行われる。大きな集客イベントであり、多くの参加者が集まることに期待する。
せっかく多くの人が、市外から訪れるのだから、ほかの催しや企画と抱き合わせられないか。市内での宿泊、飲食、お土産の購入や、追加の市内観光に結び付けたいところ。
単純に思いつくのは、これまでも取り組んでいる会場周辺での物販だが、両イベントとも事務局を商工観光課が持っており、規模拡大は難しいと思われる。ツーデーウオークに関しては、天候不順のリスクも抱える。
市内に宿泊してイベントに参加する人に、例えば食事または土産物購入に使える500円とか1000円分のチケットを出すのはどうか。宿泊の誘因にならないか。もっとも、換金する手間をどうするかは検討しないといけない。
手間を上回るメリットが必要だが、一度取り組んでみないと成果も分からない。市役所内でさまざま検討されていると思うが、コロナ後のイベントに向けて、市民からアイデアを募ってはどうか。妙案があるかもしれない。
(M)