先日、すっかり暗くなった町をバイクで走っていると、道路に白い小さな犬。飼い主は?と思いながら近づいていくと、リードを持ち、黒い服を着た飼い主が立っていた。
夕方、ランニングや散歩をする人は多いが、7月には7時を過ぎていた日の入りが、今は5時前で、6時ともなると真っ暗になる。頭にLEDライトを付けていたり、手に懐中電灯を持っている人もいるが、黒っぽい服を着ている人や反射材を付けていない人も少なくなく、後ろからでは分かりにくい。
夜の外出で事故に遭わないためには、自分の存在を気づいてもらうことが大切。ライトを付けた車は歩行者からわかるが、車の運転手は歩行者がいることを分かっているとは限らない。白や黄色など暗い場所でも目立つ明るい色の服装や反射材の着用とともに、道路を横断するときは横断歩道、横断歩道がない時は道路照明のあるところなどできるだけ明るい場所を選ぶことも重要。
通り慣れた道でも昼と夜では状況が違う。ドライバーも速度を控えめにして、ハイビームとロービームを使い分けて視界を確保するなど、全ての利用者が気をつけることが交通事故の防止につながる。
(J)