静岡県内の公立中学校でおよそ1000万円が被害に遭う特殊詐欺があったことが分かった。パソコンに偽の警告表示を出して不安がらせ、被害者を誘導させてパソコンの情報を盗み取ったり、遠隔操作で不正送金を行う、いわゆる「サポート詐欺」の手口。
「セキュリティの穴は機械ではなく人間」とよく言われるが、パソコンのセキュリティが弱く、不正な表示が出るようなサイトを閲覧してしまったこと、職員にこの手の詐欺に対する知識がなかったこと、職員がネットバンキングにログインできたことが重なって被害が起きた。
ウインドウズという基本ソフトに非常に頼りがちという、パソコンにまつわる特殊な状況にある。ある調査によるとウインドウズの世界シェアは7割弱。不明という部分にも含まれている可能性があり、圧倒的シェアを誇る。〝悪用〟の温床になっている。
本紙関係でもさまざまな特殊詐欺被害が発生している。繰り返し書いているが、まずは手口を知ることが、大切なお金を守る第一歩だ。
(M)
