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不連続線「今のうちにコロナ対応の制度設計を」

 衆議院選挙の日程が、19日公示、31日投開票に固まった。14日に衆議院が解散される見通しだが、現議員の任期は21日まで。本来は10日または17日に投開票が行われるべきだった。日程的に解散による選挙だが、実質的には任期満了に伴う選挙と言ってよい。

 先だって、公明党の候補予定者が東紀州地域で街頭演説を行った。新型コロナについてワクチンの早期確保を訴えたことや、10万円の特別定額給付金支給を訴えたことなどを〝実績〟として強調。では、連立を組む自民党はどのような政策決定をしたのか。現総理は当時、収入が落ち込んだ世帯向けに1世帯あたり30万円を給付することを提言したが、実現できなかった。

 休業・時短要請がかかった飲食店には協力金が出る。三重県では周辺事業者にも支援金の制度がある。一方、収入は減ったが給付がない、という事業所や個人も多い。

 最終的にお金をもらう人に、支援が届く制度が必要だ。事業者は協力金バブル、従業員、特にアルバイトは補償なしというところもあるのでは。

 今は新規感染者が落ち着いている。困窮が起こらないよう、しっかりした制度を今のうちに構築することが必要だ。

(M)

      不連続線

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