任期満了に伴う尾鷲市長、市議のW選挙の日程が5月30日告示、6月6日投開票と決まった。立候補を正式に表明している人はいないが、水面下の動きがこれから活発になりそうだ。
市長の任期は7月25日まで、市議は6月10日まで。選挙はまとめて行うが、先に市議が任期満了を迎え、新議員による議会が招集される。6月に定例会をした後、市長の新任期が始まったところで臨時議会がありいわゆる所信表明演説が行われる。
4年に1度、6月の定例会だけ新議員、現市長で質疑が行われる。その時点では市長が交代する可能性がある。今後の政策を話し合う場にはならない。
他に決まりがあるかもしれないが、尾鷲市は、市議会定例会の招集回数に関する条例で「毎年4回これを招集する」と定める。何月に、という記載はない。せっかくの議論の機会を無駄にしないため、選挙の年は通常の6月議会を8月10日頃から、9月議会を10月半ば頃から開いてはどうか。
内部の事情を考慮しないたわごとだが、趣旨は理解してもらえると思う。選挙に出ようと考えている人には、今後の検討課題として心にとめておいてもらいたい。
(M)