尾鷲市内の旧熊野街道。八幡祭りやヤーヤ祭りで道中行列のコースになっているが、電柱などもあって普通車の対向も難しい幅の狭い道路。そんな道に、銀行への用を済ませるために、路上駐車する車を時々見かける。
紀望通りと旧熊野街道の交差点に位置し、旧街道を挟んだ向かい側に駐車場があるが、そこに入れるのが面倒なのか、銀行の建物に横付けする形で車を止める。8月下旬にもそんな軽自動車があったが、先日はステーションワゴンが駐車。ただでさえ狭い道がよけいに通りにくく、歩行者にとっても邪魔な存在。
交差点までわずか数メートルで、紀望通り側から旧街道に進入できるが、林町方面から紀望通りに出ようとする車には通りにくく、銀行の駐車場から紀望通りに出ようとしても対向車があれば出られず、林町方面へ迂回することになる。
自動販売機で飲み物を買うときに、対向車が来ていても逆走する形で自販機に運転席を横付けする車も後を絶たない。
「面倒だから」「ちょっとだけだから」の自分勝手な行為はいかがなものか。狭い道であればあるほど、みんなが安全に利用できるよう、ルールやマナーの順守が求められる。
(J)