今年の梅雨入りは平年より遅く、短期間で梅雨明け。総雨量は平年並みが多いと、ある気象情報会社。すでに梅雨入りした沖縄県や奄美地方を除き、平年よりも遅い梅雨入りが予想され、特に九州や四国では１週間程度遅くなる見込み。一方で、梅雨明けはおおむね平年並みで、東北北部、沖縄、奄美を除く多くの地方で、平年よりも短い梅雨が予想されている。

 

　東海地方の梅雨入りは６月８日ごろ。前線の停滞で大雨も降ることがあり、家の周りに側溝や水路があるなら落ち葉などで詰まっていないか確認することも大切。また、車のタイヤも減っていれば、早めに交換しておくことが、事故防止にもつながる。

 

　家の中ではカビ対策も重要。肺に感染することが多く、微熱が続きせきやタンが出るアスペルギルス症、せきが続いて息切れや微熱、倦怠感などを伴う夏型過敏性肺炎など、カビが原因で発生する病気はいくつかある。収納など湿気がこもりやすい部分の整理やカビの栄養にもなるといわれるほこりを取り除く。

 

　平年なら尾鷲もあと２週間ほどで梅雨入りする。うっとうしい梅雨を安全で、健康的に過ごすためにも、今からできることをしておきたい。

 

（Ｊ）