「満車日」ほぼなし
尾鷲市は今年4月から三木里海水浴場に近い三木里と名柄の駐車場を、6月から九鬼のコミュニティーセンター前などの駐車場を有料化している。繁忙期の夏季(7~9月)の利用台数は1612台だった。市商工観光事業推進課は「有料化前に比べて利用者が大きく減った印象」と語る。
三木里と名柄については、海水浴客の一部にマナーの悪い利用者がいたことから、海水浴場利用の適正化を図る狙いもある。
有料駐車場の台数は、名柄17台、三木里40台、九鬼30台。部電力ミライズコネクトが行っている予約サービス「特P」というシステムを使って管理し、午前5時から午後6時までを「一日」として、1回1台につき1000円を徴収料金を徴収した。主に海水浴客の利用が見込まれる三木里で8月の旧盆期に満車になった日があったが、おおむね空きがあったという。
同課は「ごみの問題と夜間の利用超過があったが大きなトラブルはなかった」と説明。料金についてはクレジットカードかペイペイによる支払いに限られており「駐車をあきらめた人が何人かいた」という。
今夏は、例年海水浴客が最も多い旧盆期に台風13号や15号の影響などで天気が崩れ、利用者が伸び悩んだ可能性がある。
名柄駐車場で9月に利用者が増えているのは、海水浴場開設期間が終わり小型船舶で海に出る人が多くなったためと分析している。
同課の担当者は「時間外の利用への対応をどうするかが当面の課題」と話していた。

