外国人住民 仮装で楽しむ
紀北町社会福祉協議会は25日、東長島公民館で「きほく国際交流まつり」が開かれた。町内に住む外国人を中心に約170人が集まり、ボッチャやダンスで楽しい時間を過ごした。
同町では、みえ熊野古道商工会が技能実習生の一次機関として受け入れを進めていることもあり、特に生産年齢人口の外国人住民が増えている傾向にある。紀北国際交流協会が日本語教室やクリスマスパーティー、日本文化体験などに取り組み、共生のまちづくりに注力してきた。
外国人住民の増加に伴い、社協への福祉に関する問い合わせや相談も増えてきたことから、支え合いのまちづくりの一環として、社協がイベントを企画。町内の外国人が働く事業所などを通じて参加を呼び掛け、国際交流協会も商工会の協力した。
外国人はインドネシアやカンボジア、ミャンマーなど7か国の約120人が来場。悪魔や魔女、ゾンビの仮装をした参加者も多かった。全員で記念撮影をした後、国ごとの24チームに分かれて競う「ボッチャワールドカップ」があり、スクエアボッチャで熱戦を繰り広げた。
昼食にそうめんを食べた後、町危機管理課職員の防災備品や避難などについての講話に耳を傾けた。
しめくくりはお楽しみのダンスタイムで、大ホールのステージの上に取り付けたミラーボールとスポットライトで、即席のダンスホールをつくった。音楽に合わせて参加者はペンライトを振って踊り続け、大いに盛り上がった。
企画した町社協の濵田佳英海山支所長は「参加してくれた人の笑顔をたくさん見ることができて、まだまだ共生について学んでいかなければならないと思った。外国人住民がこの地域で楽しみ、交流する機会が必要。また来年も行いたいし、もっと参加してもらって交流できるようになれば」と語った。
イベントを見守った商工会の藤村達司会長は「特に生産年齢人口の外国人住民が急速に増える中、地域の人の理解が不可欠で、労働力としてだけでなく、教育や福祉の観点からも考えなければならない時期にきており、社協がこの取り組みをやってくれたことの意義は大きく、とてもうれしい」と話した。
