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社説「春休み明け再開へ注意点」

 新型コロナウイルスの影響により、3月初旬に始まった小中高校と特別支援学校の臨時休校。本紙エリアでは多少の違いはあるものの、卒業式は規模縮小や時間短縮など感染拡大防止対策を講じながら挙行した。本来であれば晴れの舞台、笑顔と涙あふれる光景が広がるが、今年に限っては様相の違う式典となった。それでも、児童生徒らは事情を理解し、制約された中でも、それぞれの節目を心に留めているようだった。
 
 春休み前の修了式実施は自治体によってばらつきはあったものの、実施した学校では久々に子どもらの声が校舎内に響いた。記者のインタビューに答えた児童の一人は「勉強が遅れているのが不安だが、新学年になってから一生懸命に頑張りたい」と前を見据えていた。
 
 一斉休校していた学校等の再開に関して、文部科学省が24日に指針を示したことを受け、和歌山県教委は25日付で、県内の小中学校についても指針に基づいて春休み明けから学校を再開するよう市町村教委や県立学校に通知した。
 
 学校を再開するにあたっては、
  • 換気の悪い密閉空間
  • 多くの人が密集
  • 近距離での会話や発声
 −の3条件の回避に努めること、手洗いやせきエチケットの励行、マスク着用や毎朝の検温も呼び掛けている。
 
 前述の児童のように学習の遅れを不安視する声は多いだろう。県教委は臨時休校に伴う学習の遅れの対応について、「未指導となった事項がある場合には、必要な措置を講じるなど十分に配慮すること」としている。一方で、夏休みなど長期休業期間を短縮したり、土曜日に授業を行ったりすることは可能だが、その際児童生徒、教職員双方の負担に配慮するよう求めている。最終的には市町村教委、あるいは学校単位の判断になるが、ぜひ「子どもファースト」で考えてもらいたい。
 
 新型コロナに関しては、ここ数日、東京都内で感染者が急増したことを受け、政府が26日午後、先に成立した特別措置法に基づく「政府対策本部」の設置を決めた。まだまだ終息の見えない中での学校再開になるが、一人一人の適切な行動によって、これまで通り、子どもらが安心して学べる環境に近づけることが大切だ。

      社説

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