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社説「コロナ禍での避難の周知を」

 東海地方の平年の梅雨入りは6月8日ごろ。いよいよ梅雨入りが近づいてきた。

 群馬県南東部にある桐生市。同市は昭和22年の台風で一級河川の渡良瀬川など市内を流れるあちこちの川が氾濫し、市街地が浸水。63%が浸水被害に遭い、多くの死者・行方不明者を出した。
 
 そんな桐生市の公式ホームページ。トップページの「新型コロナウイルス感染症関連情報」の中に、「避難所における感染症対策」がある。「…災害時には断水により手指の流水洗浄ができない可能性もあり、避難所など密集した環境下での集団生活等により、ノロウイルス等による感染性胃腸炎やインフルエンザ、新型コロナウイルスなどの感染が拡大するリスクが高まります。 新型コロナウイルスが収束する前に、地震、風水害が起きたらどうなるのか、平時の事前準備及び災害時の対応を考えておきましょう」と前置き。避難所へ行く必要がある人を適切に受け入れるための対策」として
  • 手洗い、咳エチケット等の基本的な対策の徹底
  • 避難所の衛生環境の確保
  • 避難所に持っていくもの
  • 十分な換気の実施、スペースの確保等
  • 発熱、咳等の症状が出た方のための専用スペースの確保
 —5項目を解説している。
 
 隣町の太田市でもトップページの新型コロナウイルス感染情報の下に「災害避難時に知っておくべき5つのポイント」を掲載。とるべき避難行動を判定する「避難行動判定フロー」も掲載している。
 
 群馬県では29日現在で149の感染例が確認され、老人ホームなどでも集団感染が発生している。桐生市の感染例は2人、太田市は8人。両市とも集団感染が発生した伊勢崎市に隣接することもあるのか、目に留まりやすいトップページへ掲載しており、意識の高さがうかがえる。
 
 雨に強いとされる当地方だが、いつ起こってもおかしくないとされる南海トラフ地震も抱えている。いつもの大雨による避難ではスペースが十分確保できるのかもしれないが、南海トラフ地震が発生した場合はどうするのか。山で区切られた浦々もあり、最悪の場合、自主防災会や区が避難所を運営することになる。万一に備え、市民に広く呼び掛ける両市の取り組みを参考にすべきではないか。

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