• 本日の新聞広告
  • 17時更新
    三重 東紀州ニュース
  • 17時更新
    和歌山 紀南地方ニュース
  • イベント情報

紀南抄「自粛ムードがつらい」

 新型コロナウイルス関連のニュースが多く、何か明るい話題はないものかと探しているが、自粛ムードの空気が予想以上に重いため、こちらが思い描くような取材ができていない。人々の生活はもろに新型コロナの影響を受けている状況だが、自然界はいつも通りの時間が流れている。

 暖冬のためサクラの開花も例年より早い。日本気象協会によると、和歌山市で今月21日、津市で24日の開花を予想。いずれも平年に比べ5~6日早い。今月下旬には早くも満開を迎えそうだ。一昨年、100年ぶりの新種として話題を集めた紀伊半島南部にある「クマノザクラ」は、開花予想の対象となるソメイヨシノに比べて開花が早く、各地ですでに見頃を迎えている。

 本来であれば、これから花見でにぎわうところだが、これも自粛傾向になってしまうのか。それぞれの判断になるだろうが、知人の一人は、例年開いている宴をあきらめると話していた。感染リスクというより、この時期に盛り上がることへの抵抗感があるとのこと。一日も早く、いつもの日常になってもらいたい。

【F】

      紀南紗

      最新記事

      太平洋新聞 電子版 お申込み
      ご購読申し込み月は無料
      ※イベント中止および延期となる場合がございますので、詳細は主催者へ直接ご確認頂きますようお願い申し上げます。

      ニュースカレンダー

      速報記事をLINEでお知らせ 友だち追加

      お知らせ