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紀南抄「いよいよお燈が間近」

 いよいよ「お燈祭り」(6日)が迫ってきた。週間予報によると、当日の天候は晴れになっており、一安心。今週は寒さがピークを迎えるとのことで、お燈らしくなってきた。昨年5月1日に御代替わりしたため「令和」となってから初めての祭り。上り子に御神火を授ける大松明の奉持者は神倉青年団の中山忠吏団長。昨年、平成最後となった祭りでも奉持しており、時代をまたいでの大役を務める。

 当方のお燈は、毎年違った情景が見える場所にスタンバイ。山頂境内だったり、中の地蔵だったり、麓だったり。また、遠方から「火の滝 下り竜」を狙ったり。どの場面であっても、お燈の魅力、興奮は伝わってくる。

 上野顯宮司は上り子に対して「神聖な祭事に臨む姿勢で」と常に呼び掛けている。国の重要無形民俗文化財に指定され、いまや国内のみならず世界からも注目される火祭り。男性であれば誰でも事前申し込みなく参加できるからこそ、一人一人の自覚と責任が大きい。伝統ある祭りに参加できる喜びを胸に上ってほしい。

 お燈が終われば、春の足音が聞こえてくる。

【F】

      紀南紗

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