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紀南抄「雷に注意を」

 数日前から雷を伴う夕立が発生。真っ青な空が急に厚い雲に覆われてゴロゴロと鳴りだしたと思ったら、間もなく稲光りとともに激しい雨が降り出す。傘の用意がなく、びしょ濡れになって歩いている人も見かける。
 
 雷というのは大変恐ろしいもので、日本では毎年平均20人が落雷により命を落としているという。先日はインドで、76人が死亡したというニュースもあった。地震・雷・火事・親父と言われるように、本来地震の次に恐れられている災害である。
 
 光と音の速さの誤差があるので、子どものころ稲光りから雷鳴までの秒数を数えたりしたが、本当はゴロゴロと鳴り出したらすでに落雷の危険域に入っているという。まだ遠いから、晴れているから、などと軽く考えずに、すぐに避難することが大切である。
 
 関東に住んでいた時、夕立がすごく多いなと感じていた。調べてみると、九州・沖縄に次いで関東甲信越が落雷の数が多いという統計があった。近畿地方はその半分以下なので、体感として間違っていなかったようだ。
 
 「雷が鳴ると梅雨が明ける」ともいわれ、紀南地方ももうすぐ梅雨明けの気配。まもなく夏本番を迎える。
 
【織】

      紀南紗

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