• 9月は防災月間
    大切な「自助」と「共助」
  • クマ目撃情報
    紀北町で4日連続
  • 本日の新聞広告
  • 17時更新
    三重 東紀州ニュース
  • 17時更新
    和歌山 紀南地方ニュース
  • イベント情報

紀南抄「東川スタイルの成功」

 全国の高校生が写真の腕を競う「第27回全国高等学校写真選手権」の初戦審査で、初出場の県立木本高校・写真部の作品が選出された。今夏はコロナ禍により、異例のルール変更で行われているが、全国337校からブロック審査会80校に進出したのは快挙だ。
 
 写真甲子園は1994年に第1回大会を開催。当初200もなかった出場校が第25回大会では500を超え、日本一の高校写真部を決める大会に成長。
 
 その主催者は高校の団体やメーカーではなく、北海道の小さな町、東川町が始めたことが素晴らしい。学校ごとのチーム対抗戦で、応募は3人によるチームでのみ可能。しかも、1校につき1チームのみが出場できる。
 
 例年、本戦は同町で行われ、プロも恐れをなす3日間のスケジュールで、写真撮影を繰り返す。選手を出迎え、宿泊や食事の世話をするのは、地元住民のボランティア。何から何まで手作りの大会。
 
 東川町の町おこしは、「東川スタイル」と呼ばれ、町の中心街には空き店舗がほとんどない。町が積極的に誘致し活性化に成功。自然も世界遺産もあるこの地。学ぶ点は多いのでは。    
 
 【茂】

      紀南紗

      最新記事

      太平洋新聞 電子版 お申込み
      ご購読申し込み月は無料
      ※イベント中止および延期となる場合がございますので、詳細は主催者へ直接ご確認頂きますようお願い申し上げます。

      ニュースカレンダー

      速報記事をLINEでお知らせ 友だち追加

      お知らせ