若い世代は転出意向強い
尾鷲市はこのほど、今年2月から3月にかけて実施したまちづくりに関するアンケートの結果を公表した。安全・安心確保に強い関心が寄せられていることがうかがえる結果となった。
第7次尾鷲市総合計画の進行管理にあたり、市民の意見を反映し、これからのまちづくりに関してどのように考えているのかを把握するために毎年実施している。年齢や地域区分に配慮しつつ18歳以上80歳以下の市民1000人を無作為で選び、回答を依頼。前回より52人多い424人から回答を得た。
回答者の年代別では70代以上が32.3%、60代が25.7%など。1月現在の住民基本台帳によると70代以上が40.7%、60代は15.4%で、70代では人口比より割合が低く、60代では10.3ポイント高かった。40代から60代で回答割合が人口比より高く、10代から30代と70代以上で割合が低い。地区別では尾鷲地区と九鬼早田地区の回答が多かった。
世帯構成は、夫婦のみが38.2%だった。配偶者と子どもと同居が20.5%、ひとり暮らしが19.6%、親と同居が13.2%。3世代以上で暮らしているのは2.6%だった。「尾鷲に住んで何年経過しているか」の設問では、20年以上が81.8%と大半を占めた。
職業は、会社員・公務員が33.5%で前回に比べ7.2ポイント高く、無職が23.8%で7.9ポイント低くなった。3番目はパート・アルバイト・内職などの15.8%となっている。
総合計画の将来像は「住みたいまち、住み続けたいまち おわせ」となっている。アンケートに「ずっと住み続けたい」と回答した人は56.6%で前回から4.7ポイント低下。「しばらくの間は住み続けたい」が11.6%だった。一方「いずれは市外に引っ越ししたい」「すぐにでも引っ越ししたい」が合わせて13.4%で前回を2.9ポイント上回った。
回答者の年代との関係では60代以上(246人)の78.8%が「ずっと住み続けたい」または「しばらくの間は住み続けたい」と答えたのに対し、10代から50代(176人)では「ずっと」が37.5%、「しばらくの間」が15.3%で、「いずれは市外に」が17.0%となっており、市長公室は総合計画後期基本計画の策定にあたり「若者に選ばれるまちにするのが大きなテーマ」とコメントしている。
重要度と満足度は39の項目について質問。最も重要度が高いとされた施策分野は「地域医療体制」で、満足度も最も低かった。
重要度が高かったもの、満足度が低かったものそれぞれ10項目は下記の通り。かっこ内は得点。

