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新宮花火を未来へ クラファン型ふるさと納税募る

寄付金は来年度以降の運営費に
 
 新宮市の夏の風物詩、熊野徐福万燈祭「新宮花火大会」(8月13日〈木〉、熊野川河川敷)を未来へつなごうと、市は今年初めて、クラウドファンディング型(クラファン型)ふるさと納税を実施している。目標額は初年度の手探り状態ということを踏まえて100万円に設定。9月29日(火)まで受け付けており、寄付金は来年度以降の花火大会運営資金の一部とする。
 
 新宮花火大会は熊野徐福万燈祭運営委員会が主催し、今年で64回目。徐福の遺徳をしのぶ万燈祭の夜に行われ、同時に打ち上がる早打ち花火や仕掛け花火、水面から半円を描く水上スターマインなど、客席間近で花開く花火の迫力で毎年多くの見物客を魅了している。事業費は、市内外の事業所や団体・個人からの賛助金と市補助金で運営。昨年度は賛助金1678万円、市補助金200万円。今年度の予算は収支ともに2405万円とし、賛助金は昨年度並み、市補助金は同額の200万円を計上し、不足分は繰越金を充てる。

 クラファン型ふるさと納税は、自治体が解決したい課題やプロジェクトを立ち上げ、ふるさと納税の制度を活用して寄付を募る仕組み。通常のふるさと納税と同様に税控除を受けられるうえ、自分の寄付金が何に使われるか明確なのが特徴だ。市は今年度、初の試みとしてクラファン型ふるさと納税の募集を始め、その事業の一つが今回の新宮花火大会。賛助金に頼ることの大きい花火大会で、個人からの協力はこれまで、市役所や市観光協会、東牟婁振興局などに設置の募金箱を通じて行うのが大半だったが、より手軽に協力できる手段が加わった。なお、このクラファンに対する返礼品はない。控除上限内の2000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられる。

 すでに今月1日から受け付けており、担当の市商工観光課は、市観光協会や市内宿泊施設などへのチラシ配架や市ホームページなどを通じて周知しているが、16日現在、支援者はいない。帰省客や観光客向けには、大会当日実際に花火を見物してもらったうえでの協力に期待を寄せている。

 同課の担当者は「新宮市で64回続く花火大会を未来に継続するために、皆さんにご支援・ご協力をお願いできれば」と呼び掛けている。

 問い合わせは、新宮市商工観光課(電話0735-23-3333)。
 
▼クラウドファンディング型ふるさと納税サイト

      新宮市

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