法案審議が空転している国会の狂騒はさておき、副首都構想では地方が活発に動き始めている。都構想を進めてきた大阪のみならず、北九州市では経済団体から積極的に取り組む要望が出されており、宮城県の村井知事は「国の方向性と合致すれば積極的に手を挙げることも当然」と述べている。
考えるのはただなので、副首都尾鷲を模索してみるが、可能性を見いだすことさえ難しい。漁業振興とゼロカーボンを押し出すとして、そもそも土地が足りず、南海トラフ地震の危険性が致命的。
副首都は政治、行政、経済の東京一極集中を是正するもので、経済格差や人口減少、災害発生時への対応を目的とする。
尾鷲のため、という考えを頭から外した上で、個人的に考えると、津波のダメージを受けず、リニア鉄道などの駅を考えると、イタダキ市などで交流のある長野県飯田市、もしくは三重県の亀山市もよいのではないか。
これだけ重要な法案が党利党略で審議がされないように、国家の大計でも私心を捨て去ることは難しい。
(R)
