紀北町の長島港で25日(土)に開かれる「2026きほく燈籠祭」が後1週間に迫り、大燈籠の完成が間近になっている。今年のモチーフの火の馬の枠組みが出来上がり、18日には色付けの作業が行われた。
今年の大燈籠は干支にちなんだ「丙午」で、高さ8メートル、長さ6メートル、幅2.3メートル、重さ1.5トンで、300個の電球で光り輝く。5月の決起集会から東長島のマンドロで連日製作作業が続き、延べ約1000人が参加したという。胴体と頭部、尻尾の枠組みが完成して布も張られた。色付けの作業では火の色を出すために、赤を中心に茶や黄、黒のインクを混ぜて吹き付けていった。
今後は海上に浮かすためのいかだを組み、23日にマンドロから長島港に運んでから頭部と胴体を組み立て、翌日に点灯式が行われる。
今年のテーマは「みんなの想いを灯そう」。東征彦実行委員長は「多くの人が来てくれる祭りになったが、見に来てくれる祭りでなく、みんなでつくる祭りにしたい、という願いがある。路上駐車や混雑などの問題もあり、できれば公共交通機関を利用して、マナーを守って楽しんでもらいたい。燈籠祭は町民のための祭りで、できれば多くの町民に見に来てほしい」と話している。
当日は会場内に、丙午を御神体とした神社を設け、午後1時30分から縁日や水遊びの「どしこみスプラッシュDX」などを開く。夕方からは特設ステージであめまきやダンス、アババインショーなどがある。花火大会は7時30分からで、中盤の大燈籠と花火の共演や、フィナーレの燈籠大仕掛けの彩雲孔雀などが夜空を彩る。
駐車場は町内10か所用意しており、事前予約制のみえ熊野古道商工会、西小学校、東長島公民館の約300台分は既に埋まったという。残り7か所のうち赤羽川と銚子川の河川敷を除いた5か所は運営協力金2000円が必要だが、町民は配布された無料駐車券が利用可能。
