おわせ港まつりの前日、尾鷲商工会議所青年部が実施している野地町のビアガーデンは、5月のバルとともに例年大いに盛り上がる。多くの人がまちなかに出る機会がうまく作れていると思う。
終了時間を「早いな」と思う午後8時に設定しているのも特徴。もともと「はしご」が狙いのバルは最終の終了時間が深夜であることから、「ビアガーデンから夜の街へ」という狙いがよく分かる。
23日には中京銀行跡地で昨年に続いて「プチビアガーデン」が行われる。こちらも午後3時開始、8時終了。酔っぱらって迷惑にならない程度に2軒目、3軒目を楽しんでもらいたい。
地域内で消費が刺激されるのはよいこと。「尾鷲のまちは夜暗い」といわれるが、小さなイベントをきっかけに、営業時間が長くなったり、イベントの日限定の店が営業できるようになればいい(法律的な問題はあるが)。
去年のこの時期「毎週、どこかでビアガーデンがあればいい」という話を聞いた。少しずつでも、にぎやかな催しが増えることを期待する。
(M)
