今年の全国学力・学習状況調査の三重県分の結果が公表された。実施した各教科とも、全国平均にやや及ばない成績。まずは平均点を目指さなければならない。なお、中学校の国語を除き、無回答率は全国平均より少なく、「頑張って答えを書こうとしているけど、正解していない問題がある」ことが窺える。
気になるのは学習状況調査の「家で1時間以上勉強しているか」という問いに対し、「はい」と答えた児童生徒の割合が低いこと。平日では小学6年生の半分、中学3年生の4割が、1時間以上の家庭学習をしておらず、休日では小6の6割、中3の半分が家庭学習をしていない。休日では全国平均に比べ「していない」割合が高い。
ユーチューブやマンガを見て(学校の)学習につながらないかといえばそうではないが、教科書・参考書を読むこと、ドリルなどの問題を(素早く)解くことは重要。
自分を振り返ってあまり大きなことは言えないが、夏休みの残り半分、家庭での学習習慣をつける取り組みも頑張ってほしい。
(M)
