7月30日にロシア・カムチャツカ半島沖で大地震が発生。直後にクリュチェフスカヤという火山で噴火があったが、3日にクラシェニンニコフ火山が600年ぶりに噴火したと報道があった。
気になるのは南海トラフ巨大地震または東海地震や首都直下型地震と富士山の噴火との関係。富士山が最後に噴火したのは1707年。宝永地震の49日後に噴火しているという。
富士山が1万年くらいの間に噴火により〝成長〟して現在の形になったということは、小学生の頃に何かで読んだ記憶がある。
平安時代の1020年から1059年までのことを後に振り返って書いたと言われる『更級日記』という作品がある。富士山の描写があって「山のいただきのすこし平らぎたるより、煙は立ち上る。夕暮は火の燃えたつも見ゆ」と書かれている。この時代の人は、富士山が火山活動をしているのは当然のことだった。
今回のニュースを見て、大規模地震と富士山の噴火は併せて対策を考えておかないといけないと強く思った。
(M)
