ゴールデンウイークの後半は最終日の6日こそ雨に降られたものの、五月晴れに恵まれた。過ごしやすい気候と、輝くような緑に染まる山を見て、最適な行楽シーズンだと改めて思う。
馬越峠の登り口、城ノ浜ビーチ、三浦海岸、道の駅といろんなところに顔を出してみて、あくまで体感ではあるが、例年以上に来訪者が多い。バイクツーリングのグループや、犬を連れている人も目についた。
個人的に気にしていたのが、この時期の銚子川にどれだけ人が来るのか。温暖化の影響は自然環境や1次産業だけでなく、観光への影響も大きい。夏の川遊びやマリンレジャーは観光の主力だが、誘客の時期が前倒しになれば可能性は増え、対応措置も必要となる。
権兵衛の里の駐車場に足を運ぶと、川より便石山に向かう登山客の方が多い印象で、人気バラエティ番組で象の背がとりあげられた影響があったと考えてよい。
ゴールデンウイークが過ぎれば夏が来る。今年も観光業の推進とオーバーツーリズム対策に知恵を絞らなければならない。
(R)