先週末、歌手で芸人のピコ太郎さんが「一日警察副署長」というたすきをかけた写真がネットのニュースに載っていた。「一日署長」ではなく少しびっくりし、調べてみると警視庁三田署の取り組み。3人が一日署長、一日副署長、一日生活安全・交通課長に就任し、特殊詐欺被害撲滅を訴えた。
現在、警察をかたる特殊詐欺が増えているという。以前は「名乗るだけ」だったが、手が込んできて、警察本部や警察署の代表番号から電話がかかってくるという。ピコ太郎さんは「警察に折り返し電話をすることが大事。見た目は詐欺する方ですが、ちゃんと勉強しているんですよ」と話したそう。直前にはユーチューブの20周年記念スペシャル動画に「PPAP」が日本人で唯一使われたことが話題になった。記者から「詐欺じゃないですか」と質問があったという。当意即妙の質問というのはなかなか難しい。
情報化が進み、詐欺の手口も多様化している。不審な電話、通知があった場合、警察を含むしっかりした人に相談することが大切だ。
(M)
