先日、東紀州環境施設組合議会が全員協議会を開いた。報道機関には開催案内があったが、ホームページでは告知なし。環境影響調査(アセスメント)の概要の報告は、資料は議員にも当日配布となり、議員からも、早めの資料提供を求める声があがった。
環境影響調査は、特に尾鷲市民が最も気になるところ。この日は概要説明で、一部の項目について説明がなされた。全体的に「問題なし」との結果だったと思う。24日に尾鷲市立中央公民館で住民説明会が開かれるが、丁寧で分かりやすい資料を配布し、説明することが求められる。
組合設立前に、組合方式だと議員の関わりが弱くなるとの反対意見があったが、市町に比べてやはり一段階、議員や住民から遠い印象を受ける。組合議会議員でない市町議会議員には「思いが伝えられない」と感じている人がいるのではないか。
住民の理解を得るのは、これからが山場。報告会の内容はもとより、会議の広報や問い合わせへの対応など、住民により近い運営を求めたい。
(M)