1月の電気料金に驚きの声が挙がっている。オール電化で小さいながらもソーラーパネルを設置しているある家庭の実績によると、使用量は前年同期に比べて9.1%減の1152キロワットだったが、電気代はおよそ1.5倍の4万2828円。
1月10日まで、年末年始を含む34日間で、1年で最も電気を使う期間。気温などによる影響量を加味すると省エネ頑張り度は11%削減で、〝カテエネ〟で「頑張った」と評価されるも、家計への影響は大きい。東北地方の10万円超えまでいかないまでも、電気代など光熱費の高騰を改めて実感させられる。
節電対策として挙げられるのがエアコンのフィルターの定期清掃をはじめ、エアコンとサーキュレーターの併用、断熱や遮熱効果のある窓やカーテン、照明のLED化など。同じ気温でも湿度が上がれば寒さを感じにくくなることから、加湿も効果的。
冬でも比較的暖かい日はあるが、その日の気温に関係なく暖房をガンガンつけたり、使っていない部屋の電気を消さないようでは、電気代がかさむ一方。
気にかけることで浪費は抑えられる。寒さはまだまだ続く。無理のない上手な節電を心掛けたいものだ。
(J)