石川県で最大震度6弱の地震が発生し、その次の日にも震度5強の揺れが続いた。天災は日時や場所を選ばず起こり得る。
大地震や津波の発生は、南海トラフ地震の危険性を抱えるこの地域にとって他人事ではない。もし近日中に地震が発生し、避難生活を余儀なくされれば、コロナだけでなく、暑さ対策も必要となる。
通気性のよい着替えやタオル、水は通年より多目に用意した方が良く、汗ふきシートも重宝するかもしれない。熱中症対策に塩あめやタブレットを用意しておくのも良い。
充電式や乾電池式の扇風機は避難生活のみならず、停電時にも役に立つ。うちわや扇子を防災バッグに入れておけば、少しだけでも涼をとれるかもしれない。蚊などが多く発生する時期だけに、虫よけスプレーやかゆみ止めもあった方がいいし、日焼け止めや保冷シートなどが必要な人もいるかもしれない。気温が上がれば食中毒の危険性も増すので、ペットボトルに直接口をつけて飲まないようにコップを用意するのも良い。
災害に備えるために、調べたり話し合う習慣づくりが重要となる。夏ならではの防災について考えてみてはどうか。
(R)