今年も間もなくゴールデンウイーク(GW)である。新型コロナウイルス感染症は収まっていないものの、緊急事態宣言やまん延防止等重点措置といった、法律に基づく自粛要請が行われないのは3年ぶり。久々にレジャーに出掛けることを計画している人も多いのでは。
東紀州地域は、観光が大きな産業の一つで、観光客、帰省客が来てくれて経済が潤う。キャンプや自然体験活動に注目が集まっているのは地域にとってプラス。コロナがきっかけになって、都市部を避けて訪れてくれた人が、繰り返し来てくれるようになったり、情報を受け取った人がコロナ収束後の目的地に選んでくれればありがたい。
半面、ワクチン接種が進んでいるとは言え、やはり新型コロナ感染の不安は大きい。先だって三重、愛知、岐阜の3県知事がメッセージを出していたが、訪れる人には感染対策の徹底と地域住民への配慮をお願いしたい。
原油高などをはじめとする経済の先行き不安や、ロシアのウクライナ侵攻など、気分が晴れない要素も多いが、家や自然の中で、気持ちを休めるのも一つの休日の過ごし方。休み明けの活動のバネになるような休暇を過ごしたい。
(M)