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不連続線「新型コロナ対策転換を期待」

 新型コロナウイルス感染症の新規感染者数が高止まりしている。その影響で病床使用率もなかなか減少せず、「まん延防止等重点措置」が延長される可能性がある。

 県によると2月1日から28日の感染者は県外発表を含まずに1万8677人。1月は7471人だったからほぼ2.5倍。2月3日には一日当たりの新規感染者が1013人と初めて1000人を超え、過去最多となった。また、医療機関や老人ホームなど12件のクラスターが発生した。
 
 一見勝之知事は1日の定例記者会見で、減少幅が第5波の時より小さいと話した。1月下旬に「まん延防止」の適用を決めた時には、時短要請など感染防止対策を徹底・強化したあと約3週間で重症者数がピークになると見積もられた。公表される感染者ピークは見込み通りとなったが、その後も前週比で感染者が減少しない日が続く。
 
 治療のための飲み薬ができれば、対応をインフルエンザ並みにできるか。この2年間で営業自粛が長期、再三にわたっており、さすがにそろそろ対策の転換が期待される。治療薬のめどが立った段階で、政府の分科会にはゼロベースで対応を検討してもらいたい。
 
        (M)
 

      不連続線

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