燈籠祭は今年も天気に恵まれ、長島の夜空を花火が彩った。場内の雰囲気では、昨年より観客数はやや落ち着いた印象はあるものの、今年の「みんなの想いを灯そう」とのコンセプトの通り、多くの人をつくり手側に巻き込んでいくかが課題となっている。
燈籠祭はコロナ禍で2020年と21年は2年連続で中止。その代わり、長島港では2020年はサプライズ花火、2021年は供養花火を打ち上げている。先が見えないコロナ禍の中、あの花火がどれだけ心にしみたか、おそらく消えることはないだろう。
この中止の間も、水面下では開催の可能性を模索していたそう。「コロナ禍をみんなで退治する」とのコンセプトの基、テレビゲームのドラゴンクエストをモチーフにしたプランを練り、企業に何度も依頼したがかなわず、開催自体も見送るしかなかった、という話を聞いた。
その後の燈籠祭の評判を見ていると、苦境でも諦めきれなかった人たちの執念が実を結んだ、ということなのだろう。
(R)
