• 本日の新聞広告
  • 求人特集
  • 17時更新
    三重 東紀州ニュース
  • 17時更新
    和歌山 紀南地方ニュース
  • 台風で延期
    各地の花火大会、日程変更

不連続線 8月14日付

 全国的に知られる松阪の「駅弁の新竹」浩子社長が、和装専門誌の表紙を飾っていてびっくり。江戸で有名だった「松阪木綿」の縞柄の特集だ。

 森鴎外といえば、明治・大正期の大文豪だ。文学者であり、東大医学部卒の医学博士である一方、欧米にも詳しい最高の知識人。東大医学部(現)予科に実年齢を2歳さばを読んで12歳で入学した。陸軍軍医に任官し、最後は陸軍中将相当の軍医総監に就いた。

 「護持院ケ原の敵討」という作品がある。大正2年作で、なぜか紀伊長島が登場する。

 天保4年、姫路城主酒井雅樂頭上屋敷で殺人事件が発生。犯人とされたのは紀州出身の渡り仲間亀蔵。被害者の息子たちが仇討で全国を旅した。伊勢国では、松阪に3日滞在し目代の調べで貴重な情報を聞いた。

 松阪の大商人に、熊野浦長島外町の漁師が毎日魚を送って来る。息子が亀蔵だ。二郷村(現東長島)の叔父も出てくる。

 それからも全国各地を探し歩く。やがて長男が脱落。一行は信仰のおかげで江戸に戻り、犯人に巡り合う。

 終盤で一転、亀蔵の名をかたっていた真犯人を、長女りよが打ち果たす幕切れ。

 商業都市松阪と、漁村長島のつながりが分かる。

(北)

      不連続線

      最新記事

      太平洋新聞 電子版 お申込み
      ご購読申し込み月は無料
      ※イベント中止および延期となる場合がございますので、詳細は主催者へ直接ご確認頂きますようお願い申し上げます。

      ニュースカレンダー

      お知らせ