• 本日の新聞広告
  • 17時更新
    三重 東紀州ニュース
  • 17時更新
    和歌山 紀南地方ニュース
  • イベント情報

不連続線「6年後へ仕切り直しを期待」

 三重とこわか国体・大会の中止が正式に決定した。大会本番の1か月前に中止ということになったのは、ギリギリまで実施を模索した結果だろう。8月上旬に国体局に取材した団体では「緊急事態宣言が出たからといって即座に中止ということではない」との回答があり、その後、無観客開催が公表されていた。
 
 中止はやむを得ないという声のほか、特に選手の、やるせない気持ちをつづったメッセージがネットに見られる。三重県という地域にとって、今年の開催を見送るのは望ましいと思うが、個人個人のためには、残念という思いもある。
 
 この先1か月の間に申請すれば、6年後の令和9年に仕切り直しができる。できれば6年後、完全な形で実施してほしいもの。次の知事が最初に行う大きな決断の一つとなる。
 
 強化に経費がかかるという話があるが、天皇杯(総合1位)をとらなくてもいいのではないか。逆に言うと、助っ人だのみという慣習に問題がある。仮に、税金が投入されている団体に、国体が終われば辞めてしまう、本業の遂行能力のない職員が雇われているとすれば大問題。これを機に、新しい国体様式を鹿児島、三重からつくればよい。
 
(M)

      不連続線

      最新記事

      太平洋新聞 電子版 お申込み
      ご購読申し込み月は無料
      ※イベント中止および延期となる場合がございますので、詳細は主催者へ直接ご確認頂きますようお願い申し上げます。

      ニュースカレンダー

      速報記事をLINEでお知らせ 友だち追加

      お知らせ