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不連続線「ルールを守ってもらうためにも喫煙場所整備を」

 国会議員が法律を守っていないとネットで批判が出ている。公職選挙法や政治資金規正法ではなく健康増進法の話題。喫煙が禁止されている議員会館の自室でたばこを吸っている議員や秘書がいるとの報道。野党の代表も指摘を受けた。
 
 こんな話題もあった。北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長が主宰した会議で、金委員長がたばこを指に挟んでいる姿が映像で確認されたという。記事によると北朝鮮は公共の場所での喫煙を禁じる禁煙法を制定したばかり。映像では煙は出ていなかったが「最高指導者の愛煙家ぶりは変わらず、例外扱いのようだ」と書いていた。
 
 独裁体制と法治国家の違いに、法治国家では総理大臣であっても一般人と同様、法律を守らなければならないことがある。「特権意識」と言われても仕方ない。あるいは「議員会館は例外とする」と立法すればいい。
 
 たばこを吸える場所が減った。一時、校門前で一昔前の不良生徒のようなスタイルで先生がたばこを吸っているのを見かけた。市町村ではたばこ税が貴重な収入源になっている。議員会館には各階に喫煙所があるらしいが、分煙を徹底するためにも、喫煙場所の整備が欠かせない。
 
(M)

      不連続線

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